Boda civil 入籍当日
こんにちは!
前記事に引き続き、今回はメキシコでの入籍当日の様子をご紹介したいと思います。
私達夫婦はもともと教会での結婚式や披露宴をしたくなかったので、出来る限り簡潔に、とのことでBoda civilという法的な結婚手続きのみすることにしました。
法的な手続きのみと言っても、日本のように婚姻届の提出のみでは完結せず、Juez (身分登録官)が式を執り行ってくれたり、証人に立ち会ってもらったり、誓いの言葉があったりと、簡易な結婚式といった感じです。
既に日本で私の両親と一緒に前撮りを撮っていたので、私達にとってはboda civil が十分な結婚式だったのです。
レジスターオフィスでは、もちろん婚姻手続きだけでなく出生届等の受理も行っているので、入籍当日も赤ちゃん連れの家族がちらほらいました。
普段着でboda civilを行うカップルも割りと多くいるようですが、私達は正装して行いました。
袖ありのシンプルなレースドレスを探すのが大変でした!
家から車で5分程のところにあるオフィスを選んだのですが、近いということで気が緩んでしまい、時間ギリギリに到着してしまいました、、、しかしここはメキシコ、もちろん誰も到着しておらず、Juezも焦った様子はありませんでした。
そんな感じでゆるーく始まり、まずはオフィス一階で結婚証明書の準備をしたり、証人のサインをもらったりしました。
そして二階に移動し、Juezから結婚生活のアドバイスをもらったりしたのですが、Juezがメキシコにはより良い教育が必要、と何度も言っていたのが印象的でした。
色々と為になる言葉を頂いたのですが、すぐに忘れてしまいました笑
式の間、Juezが英単語を挟んでくれたり、笑いがあったりと、和やかな雰囲気でとても心地が良かったです。
そして最後に誓いの言葉、si,acceptoと言っておしまいです!
特にその後、何もする予定は無かったのですが、せっかくだし皆で朝食でも、ということになり、近くのホテルのレストランへ移動しました。
義母や友人に、夫婦になって初めての朝食だね、なんて言われたり、改めておめでとう、という言葉をもらいながら食べる朝食はとても美味しかったです!
証人になってくれた友人と夫家族が楽しそうに話しているのを見ることができ、そして義母が「本当にいい友達ができてよかったね」と言ってくれて、本当に嬉しかったです。
こんなメキシコの田舎街で、結婚の証人になってくれるほどの親しい友人をつくることができて本当に幸せだな、と改めて感じた日でもありました。
朝食後は一旦解散し、夜からは義姉が暮らすアパートのテラスを貸し切ってくれ、夫家族と義兄嫁の両親と軽い食事をそこで取ることになりました。
学校があってboda civil に来れなかった主人の姪と甥も私達のことをお祝いしたい、と言ってくれたのです。
テラスからは近くの教会も見ることができ、教会をバックにケーキカットが出来て、大満足でした!
派手なことが苦手な私達夫婦、大切な人達と人生の節目にのんびりとシンプルに過ごすことが出来て本当に幸せでした。
また、毎日の生活を大切に、そして丁寧に送っていきたい、と強く思えた一日でした。
ではまたー!