メキシコで運転免許取得!
こんにちは!
先日、ついにメキシコで運転免許を取得してきました。
免許取らなきゃなーと思ったのが半年以上も前のこと。。。
重い重い腰をあげてようやく行って参りました、日本の免許の期限が切れる3日前に笑
家から車で五分くらいのところで申請ができるのですが、まだ有効期限あるし~、って余裕をぶっこいていつまで経っても行っていませんでした。
州によって運転免許取得の手続きは異なりますが、私の住んでいる州では日本の運転免許があれば簡単にメキシコの運転免許を取得できます。
手続きの際に必要だった書類は以下の通りです。
必要書類
パスポートのコピー : 2部
在留カードのコピー : 2部
住所証明のコピー : 1部
→水道料金の請求書を持っていきました
日本の運転免許証コピー : 1部
たったこれだけです。
まずインフォメーションカウンターで運転免許書申請フォーマットを貰い、窓口に通され、無違反記録確認代金6ペソを支払います。
フォーマットは各ブース担当者が記入してくれます。
次に視力検査ブースに通されます。
視力検査といっても、色盲検査のみでした。どんどん視力が落ちているので、コンタクトをつけていても視力に自信がなかった私にはラッキーでした。
日本の免許証の有効期限が西暦ではなく元号で書かれていることを指摘されましたが、私の説明をあっさりと信用してくれ、更新期限である「平成31年」が本当に「2019年」なのかということは確認されませんでした。
こんなに緩いのであれば、期限が切れた後でもしらばっくれて申請できたな、と悪い考えが頭を過りました。。。
視力検査では約43ペソ払いました。
続いて警察のブースに通されます。
ニコニコ笑顔の女性担当者が、隣のブースにいる先ほどの視力検査担当の方に「日本語読めなーい!」と助けを求め、視力担当者が元号の説明を私に代わってしてくれました。ここでもやはり、「平成31年」が本当に「2019年」なのかということは特に確認もされず、「日本大好きー」とか、「二人はどうやって出会ったの?」と二人して主人と私に色々話しかけてきました。
なんと和やかで緩いんでしょう!
つぎにまた窓口に通され、免許証代金を約700ペソ支払います。
そして最後に指紋認証と写真撮影です。
写真撮影といってもデスク横のデジカメでぱしゃりと撮られるだけです。
その場ですぐに免許証が発行されて終了です!
主人がカメラの真横にいたので、なんだか半笑いのまぬけな写真になってしまいましたが、無事にメキシコの免許証を取得できました!
日本の免許証の有効期限が3日後だったので、メキシコの免許取れないかもなー、とも思っていたのですが、きちんと有効期限が3年の免許証が発行されて安心しました。
面倒くさがりの私は緩いメキシコに救われてばかりです!
早速、免許証を取った帰りに私の運転で買い物に行ったり、ガソリンスタンドに行ったりしました。
メキシコではウィンカーを出さずに車線変更する人も多くいますし、路駐の車がだいぶ車道に出ていたりと、ペーパードライバーの私が運転するには恐ろしい環境です。
でも田舎生活に車は欠かせないので、徐々に慣れていきたいと思います!
ではまたー!
バレンタインデー
こんにちは!
先日はバレンタインデーでしたね。
日本にいた時は会社の人達に義理チョコあげたり、本命チョコをあげたり、プレゼントをあげたり、、、面倒くさがりの私にとっては邪魔くさいイベントでした笑
しかしメキシコでは男性から女性に花やチョコを贈ることが一般的で、女性の職場に花束が送られてくることもよくあるそうです。
ならば私だって祝われたい!笑
とは言いつつ、私と同じくバレンタインデーに興味が無かった主人にわざわざディナーに連れていってもらうのは気がひけたので、朝ごはんを食べにお気に入りのカフェに連れていってもらいました。
テーブル4席のみでいかにも地元民のみぞ知る、といったこじんまりとしたカフェなのですが、料理はもちろんのこと、そこのcafe de ollaがとても美味しいのです!
Cafe de olla というのはシナモンや黒糖などをコーヒー粉と一緒に煮出して作られるポットコーヒーのことで、モーニングと一緒についてくることが多いです。しかもおかわりし放題のカフェが多いのです!!!
柔らかい甘味でとても美味しく、お店によって入れるスパイスが違うので、お気に入りのcafe de olla を求めてモーニング巡りをするのもおすすめです。
というわけで、バレンタインデーはお気に入りのカフェでいつもの朝ごはんを食べてきました。
Huevos guanatos というメニューで、スライスされたバゲットの上にベーコンと卵がのっていて、チポトレソースがかかっています。
チポトレとは燻製した唐辛子のことなのですが、生クリームでソースが作られているので辛さが和らいでとても美味しいです!
見た目以上にボリュームがあるので、食べ残しをお持ち帰りにすることもしばしば。
写真左上のパンもcafe de olla 同様、おかわりし放題です!
お会計のときに、こんな可愛いキャンディがもらえました!
いくらメキシコのバレンタインデーは男性から女性に贈る日だとはいえ、せっかくなら私からも何かしたいなと思い、家に帰って抹茶アイスとガトーショコラを作ってあげました。
初めてアイスを作ったのですが、とても簡単なので生クリームの大量消費にはぴったりでした!
朝ごはんで私達のバレンタインデーは終わりかと思いきや、仕事が終わってからチョコと花束をプレゼントしてくれました。花束はしなっしなでしたが笑
バレンタインデーに朝ごはんデートだなんて忙しい日本の生活では考えられなかったので、毎年恒例になればと思います。
ではまたー!
Boda civil 入籍当日
こんにちは!
前記事に引き続き、今回はメキシコでの入籍当日の様子をご紹介したいと思います。
私達夫婦はもともと教会での結婚式や披露宴をしたくなかったので、出来る限り簡潔に、とのことでBoda civilという法的な結婚手続きのみすることにしました。
法的な手続きのみと言っても、日本のように婚姻届の提出のみでは完結せず、Juez (身分登録官)が式を執り行ってくれたり、証人に立ち会ってもらったり、誓いの言葉があったりと、簡易な結婚式といった感じです。
既に日本で私の両親と一緒に前撮りを撮っていたので、私達にとってはboda civil が十分な結婚式だったのです。
レジスターオフィスでは、もちろん婚姻手続きだけでなく出生届等の受理も行っているので、入籍当日も赤ちゃん連れの家族がちらほらいました。
普段着でboda civilを行うカップルも割りと多くいるようですが、私達は正装して行いました。
袖ありのシンプルなレースドレスを探すのが大変でした!
家から車で5分程のところにあるオフィスを選んだのですが、近いということで気が緩んでしまい、時間ギリギリに到着してしまいました、、、しかしここはメキシコ、もちろん誰も到着しておらず、Juezも焦った様子はありませんでした。
そんな感じでゆるーく始まり、まずはオフィス一階で結婚証明書の準備をしたり、証人のサインをもらったりしました。
そして二階に移動し、Juezから結婚生活のアドバイスをもらったりしたのですが、Juezがメキシコにはより良い教育が必要、と何度も言っていたのが印象的でした。
色々と為になる言葉を頂いたのですが、すぐに忘れてしまいました笑
式の間、Juezが英単語を挟んでくれたり、笑いがあったりと、和やかな雰囲気でとても心地が良かったです。
そして最後に誓いの言葉、si,acceptoと言っておしまいです!
特にその後、何もする予定は無かったのですが、せっかくだし皆で朝食でも、ということになり、近くのホテルのレストランへ移動しました。
義母や友人に、夫婦になって初めての朝食だね、なんて言われたり、改めておめでとう、という言葉をもらいながら食べる朝食はとても美味しかったです!
証人になってくれた友人と夫家族が楽しそうに話しているのを見ることができ、そして義母が「本当にいい友達ができてよかったね」と言ってくれて、本当に嬉しかったです。
こんなメキシコの田舎街で、結婚の証人になってくれるほどの親しい友人をつくることができて本当に幸せだな、と改めて感じた日でもありました。
朝食後は一旦解散し、夜からは義姉が暮らすアパートのテラスを貸し切ってくれ、夫家族と義兄嫁の両親と軽い食事をそこで取ることになりました。
学校があってboda civil に来れなかった主人の姪と甥も私達のことをお祝いしたい、と言ってくれたのです。
テラスからは近くの教会も見ることができ、教会をバックにケーキカットが出来て、大満足でした!
派手なことが苦手な私達夫婦、大切な人達と人生の節目にのんびりとシンプルに過ごすことが出来て本当に幸せでした。
また、毎日の生活を大切に、そして丁寧に送っていきたい、と強く思えた一日でした。
ではまたー!
メキシコでの結婚手続き
こんにちは!
昨年メキシコ国内で入籍したのですが、その際の手続きの流れをご紹介したいと思います。
メキシコでは住んでいる州によって提出書類が異なるのですが、なんせ私が住んでいるのはメキシコの田舎街(日本で知り合ったケレタロ出身の元同僚にも聞いたことのない街だと言われました)、国際結婚の手続きの情報があまりありません。
そのため手探り状態で手続きを進めていきましたが、田舎だからなのか思いの外スムーズに入籍することができました!
私達夫婦は二人とも、教会での挙式や披露宴をしたくなかったので、boda civilといわれる法的な結婚手続きのみすることにしました。
ではまずは入籍までの流れを見ていきましょう。
①レジスターオフィスで入籍日の予約
いくつかレジスターオフィスがありますが、オフィスによって必要書類が異なり、立地やオフィスの雰囲気、空き状況をみて決めました。
Juez(身分登録官)立ち会いのもとであれば、自分達で指定した場所で入籍することもできます。
②入籍日までに結婚事前オリエンテーションの受講
私の住んでいる州はメキシコ国内で最も離婚率が高いので、このオリエンテーションの受講が義務化されているようです。
休憩を挟んで四時間にも及ぶものでしたが、「義母が家事に対して色々口出ししてきたらどうするか」、「夫が毎日夜遊びしていたらどうするか」などの問いに対して一人一人に意見を言う場が設けられ、結婚生活はとても現実的なものだということを再認識することができましたし、私達以外のカップルの意見も聞くことができ、とてもいい経験になりました。
オリエンテーション終了時に受講証明書がもらえます。
③必要書類提出
入籍日の約一週間前までにレジスターオフィスへ提出します。
④入籍
入籍当日の様子は別記事でご紹介したいと思います。
続いて必要書類を見ていきましょう。
メキシコ人の必要書類は省きます。
①戸籍謄本(アポスティーユ付き)
戸籍抄本でもいいのかもしれませんが、大は小を兼ねるということで戸籍謄本にしました。
通常の場合、これを州認定翻訳者に日本語からスペイン語に翻訳してもらう必要があるのですが、私の住んでいる州には英西翻訳者はいても日西翻訳者は存在しません。。。
ではどうするか。違う州の認定日西翻訳者に依頼するか、自分で英語に訳してそれを認定英西翻訳者に翻訳してもらうか。。
レジスターオフィスに問い合わせてみると、前者は時間もお金もかかるから、地元の私立大学で英語からスペイン語に翻訳してもらえばいいよ、とのこと。なんと緩いこと!
翻訳が出来上がるまで1週間ほどかかりました。
②パスポート
③メキシコ滞在証明書
現在所持しているビザ
④証人二人のIDのコピー、個人情報
新婦と新郎側で各二人の証人が必要です。個人情報はレジスターオフィスでもらったフォーマットに記入して提出します。
⑤財産分配書
離婚の際、家具や車などを含めた財産をどのように夫婦で分けるかを記した書類です。
レジスターオフィスでフォーマットがもらえます。
⑥結婚事前オリエンテーション受講証明書
⑦血液検査結果(未提出)
同棲していれば提出しなくていいようです。
戸籍謄本の翻訳をしてもらっている間、何度か納期の延長をされたり、指定された日に担当者から電話がかかってこない等、メキシコあるあるの適当な納期設定にモヤモヤしていたので、入籍日に翻訳が間に合わないのではないかとも思ったのですが、知り合いが担当者の友人であることが判明したので、彼からも担当者にプッシュしてもらいました。彼のプッシュがなければもっと時間がかかっていたと思います。
そんなわけで、国際結婚と聞くと複雑な手続きを想像しがちですが、提出書類も少なく、意外にあっさりと入籍することができました。
メキシコの緩さに感謝です!
ではまたー!
マサトラン旅行記
こんにちは!
先日Mazatlanに行ってきました。
Mazatlan―Vancouver間が就航されるようになったのです!
Vancouver在住の夫の友人がその情報を教えてくれ、さっそく夫がクリスマスに航空券をプレゼントしてくれました。
Vancouverは私達夫婦が10年前に出会った街でもあり、二人にとって特別な街なのです。
ということでついでにvancouver帰りにMazatlan観光もしてきた、ということです。
メキシコのビーチといえば、カンクンやプラヤデルカルメンなどが有名ですよね。
Mazatlanはとてもこじんまりとしたビーチリゾートで、シーズンオフもあるので1月末に行ってみるととても人が少なかったです。
一日目
日曜日の夕方にvancouverから帰国してきたので、一日目は特に観光はしませんでした。
Panamaで食べた海老のタコス。チーズが海老の旨味を消している感じがして海老好きの私には物足りなかったです。
夫が頼んだトルティーヤスープがマイルドで美味しかったです!(旦那は海老が苦手なのです)
Panamaを出たあとはバーを二軒ほどはしご。
Vancouver 旅行中に友人達と明け方まで飲む日が続き疲れていたので、この日はこれでホテルに退散しmazatlan一日目は終了です。
二日目
とても心地いい天気で、部屋からの眺めも素敵でした。
Ocean view hotelの部屋からの眺め。ボートで島に連れていってくれるツアーもあるようです。
遅めの朝食はホテルのブッフェで済ませました。
チキンのクリーム煮が美味しかったです!
朝ごはんを済ませたら待ちに待ったビーチ歩き!
ゴミもなく砂も細かくてとても綺麗で歩きやすかったです。
泳ぐには少し寒い気もしましたが、もちろん泳いでいる人もちらほらいました。
遠浅の青い海
水がとても気持ち良くていつまででもいれそうなほど。
ビーチ歩きを終えたら夫おすすめのタコス屋さんでサーロインのタコスとまたまた海老のタコスを食べました。
サーロインも柔らかく、海老もぷりぷりで旨味をしっかり感じられて本当に美味しかったです!
美味しすぎて写真を撮るのも忘れてしまいました。
そしてまたビーチに戻り、プロポーズスポットでもあるベンチでビールを飲みながらまったり。
シーズン中はそこでプロポーズをしようとするカップル達が列を作ってベンチが空くのを待つこともあるのだとか。
そしてホテルのプールへ。シーズンオフ中のため、プール利用客は私達だけで貸し切り状態。平泳ぎや背泳ぎ、思う存分泳げました。
プールからみるオレンジ色に燃えるサンセットがとても綺麗でいつまででもプールに入って見ていたかったのですが、なんせシーズンオフ中、日が暮れるにつれどんどん風が冷たくなっていき、途中で部屋に退散しました。
部屋のシャワーの水圧が程よく強く、生き返るーーーという感じでした。
シャワーを浴びて身支度をして、シーフードレストランへ。
目的地のレストランまではPulmoniaとうゴルフカートのようなタクシーで移動。
が!運転手がシーフードを食べるなら違うレストランがいい、と強く勧めてくるので運転手おすすめのレストランへ行くことに。
ちなみにPulmoniaとはスペイン語で肺炎。オープンカーなので寒い時期に走行中に冷たい空気が肺に入り、肺炎になるからだそう。
シートベルトもないので、転落する酔っぱらい客もいるのでは、と思ってしまいました。
運転手おすすめのビーチに面したレストランへ到着すると、お客ゼロの貸切状態。
シーズンオフで人がいないのか、知り合いがここで働いているとかいう理由で運転手に連れてこられただけなのか。
食べてジャッジするしかありません。
白身魚に色々挟み込んでチポトレソースがかけてあるものを頼みました。
普通でした。
普通すぎて、本当におすすめだったのかなんなのかよく分かりません。
でもビールはどこのお店も同じ。夜の潮風を浴びながらのビールは最高でした!
夜風が寒くなってきたのでホテルに戻り、部屋で晩酌をして二日目は終了です。
三日目
Mazatlan最終日。バンクーバー旅行を含め10日間のバケーションも終わりだと思うと、寂しいものです。
今日も遅めの朝食をホテルで済ませ、チェックアウト。
帰路につく前に最後の町散策です。
シーズンオフ中のため人が少なく、夜の街は活気がないようにも感じましたが、その分プールやビーチも思う存分楽しめましたし、レストラン、バーでのサービスも行き届いていたので、夫とゆっくりmazatlanを楽しむことができて大満足でした。
日帰りでもいいのでまた早く行きたいなと思います。
ではまたー!